女体調教人リタ(ヘア無修正版)
レーベル : プティ
主演 : マルティーヌ・フレッティ ダグマー・バーガー パメラ・スタンフォード
監督 : ジェス・フランコ
作品 : 1977年 スイス・フランス
サクラに騙される前に
【DVDパッケージ】 提供:DMM画像をクリックすると詳細が表示されるよ今回は主に70年代にB級エロ映画を連発し続けたジェス・フランコ監督作品を紹介しましょう。
ジェス作品の特徴は調教や拷問を基調としたソフトビザールものが多いこと。
いわゆる心臓に悪いヨーロッパの従来のSMとは違ってあくまでも映画として作られいるため、
目を背けたくなるような描写はありません。
もっとも、かといって取り立てて身を乗り出すようなストーリーがあるわけでもないのですが・・・
とにかく、我が国にも研究しているマニアがいるように、
そのジャンルが好きな人にとっては決して無視できない監督さんなのであります。
一応ストーリーを展開させておきましょう。
リーダーである青髪のリタ(原題はその名も『BLUE RITA』)率いるSMクラブ。
そこはショーを見に来た客を夜な夜な近未来ちっくな部屋に連れ込んで調教を施すという、
退廃的な行為を営む秘密クラブでもあったのです。
そんなある日、ふとしたことで東側の情報員(?)らしき男を呼び込んでしまうリタたち。
スパイを追う国際的な情報機関が女エージェントを潜入させ、
スパイもろともその犯罪SMクラブをも壊滅してしまおう、みたいなお話し。
ココだけ聞くと、冷戦時代の安物のスパイ小説を彷彿とさせますが、
あらかじめ言っておくと、これはそれらをも超えるチープな内容です(はっきりいって・・・)。
ジェス作品の真髄はストーリー云々ではありません。
映像と裸の女性たちを目的で見てください(笑)。
70年代のサイケデリックな原色使いと、えもいわれぬ怪しげな雰囲気がお洒落なのです。
(どことなく『サスペリア』みたいな)
そう感じることができたら、この映画を見た人は正解です。
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